一冊の本には必ずある、心に残る言の葉を求めてやまない。
手足ががっしりしてるというかデカイなというのが第一印象。このねこさん、人懐こく何事にもあまり動じないらしく、撮影中はミラクルな動きを見せてくれたとか。岩合さんは「あなたしかいない」と立川志の輔さんを口説き落としたそうな。『撮影では、ストレスをかけず、無理強いさせたりしないように気を配った』そうで、『猫に演技はできないと思われていたことを心地よく裏切る、映画』と云うことらしい。映画の公開がちょいと楽しみであるニァォン☆
猫とは何か?と、この手の本を読むと考えてしまう。どう言い表せばしっくりくるのかしら、心の友とか? 足音たてずしなり寄り、こちらを伺う目線は離さず、声を出さずに にゃぁ とくちパク、スルリと懐に入ってくるきゃつらに幾度慰められたことやら。 猫は、隙間や箱等の狭くて暗い場所が好きらしいから、心の隙間に収まりにきてんのかな ありがたい存在です。色々な壁があり猫を飼えない現実に悲しくなる。皆が皆 猫好きではないし、金が絡むと人でなしとなるヒトという生き物がじゃまをする。 12/20 22:58
孤城とは、只一つぽつねんと建っている城、敵に囲まれ孤立している城の意。引篭るのは、そこ以外に行く所、身を置く所が無いから仕方なく居るのだと何かで読んだ。想いは、言葉を口にしなければ解って貰えないと理解していても言葉を発せられないというジレンマと諦め、10代の生き辛さを抱えつつ鏡の弧城に集いし彼等が少しづつ互いを信頼していく過程をへて『誰とでも話せばわかる』ってのは幻想で外に出れば7人の敵がいるけれど外へ向かう力を培うまでの道程、かな。やるかたないのかと思いつつも最後まで読むからわかる、ラストは良いねと。
ひたすら与えることに喜びを得られる?一切の見返りもなく尽くせるのか?木はそれで満足なの?無償の愛なのか? 否、あなたが喜べばワタシも嬉しい。ありがとう愛させてくれて、と思える日が来る。その時、初めて判るのだろう 木の心持ちが。
些細なすれ違いは、大きな波紋となって、愚かな行為へと 取って代わる。争いを正当化する言い分なんて いくらでも 後付けできるね。 されたからするの? 本当にそう思ってるの? 残念なオトナは、見苦しいね。「良し悪しを思ひわくこそ苦しけれ ただあらるればあられける身を―西行」
空想科学の発展系ユナ・ボマー上野を筆頭に、やんちゃな愛すべきクソガキ達。「体を鍛えるために運動をする、頭を鍛えるために勉強をする。100点取るためじゃない!通知表は、己の劣っている処を確認し、正し、身に着けて行く為の物だ。好きな事に一番乗りしたければ、体と頭と心を鍛えろ」と中学受験の時に先生に言われたのを思い出した。
正統派絵本。穏やかで、丁寧であり柔らかい日本語は心地好い。 昭和20年代に書かれたもので、昔風の文体が、時間に忙殺される日々において、ゆるり息をすることを思い出させてくれる。そして、読み聞かせにおいては、聞く側、読む側各々の指標となる絵本であると思う。 猫の絵は、安泰さんが、実際に子猫を飼って丹念に観察して描いたというだけに素晴らしい。本人曰く『一世一代の傑作である』そうな♫♫
宮沢賢治の詩や童話に数多く散りばめられ、賢治さんが心象風景を描くうえでの語となっている鉱物達は、使われている漢字から想像するにしても身近にない鉱物であればむつかしく、読み辛い漢字であればなおさらである。雲母をはじめ、ここに登場している鉱物を見ることで、科学者としての宮沢賢治をイメージしやすくなること、請け合い。