さんのコメント2019/03/02

孤城とは、只一つぽつねんと建っている城、敵に囲まれ孤立している城の意。引篭るのは、そこ以外に行く所、身を置く所が無いから仕方なく居るのだと何かで読んだ。想いは、言葉を口にしなければ解って貰えないと理解していても言葉を発せられないというジレンマと諦め、10代の生き辛さを抱えつつ鏡の弧城に集いし彼等が少しづつ互いを信頼していく過程をへて『誰とでも話せばわかる』ってのは幻想で外に出れば7人の敵がいるけれど外へ向かう力を培うまでの道程、かな。やるかたないのかと思いつつも最後まで読むからわかる、ラストは良いねと。

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