スイッチョねこ
アカオニさんのコメント 2018/07/08
正統派絵本。穏やかで、丁寧であり柔らかい日本語は心地好い。 昭和20年代に書かれたもので、昔風の文体が、時間に忙殺される日々において、ゆるり息をすることを思い出させてくれる。そして、読み聞かせにおいては、聞く側、読む側各々の指標となる絵本であると思う。 猫の絵は、安泰さんが、実際に子猫を飼って丹念に観察して描いたというだけに素晴らしい。本人曰く『一世一代の傑作である』そうな♫♫