食卓のおはなし

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食卓の情景 (新潮文庫)

池波 正太郎

いままで紹介した食の本レシピに池波正太郎さんの本がなかったことに気付きました。 出てくる料理、雰囲気全てが相まってはじめて食卓になる。タイトル通りまさに食卓の情景の浮かぶ一冊です。

ことばの食卓 (ちくま文庫)

武田 百合子

夫婦の会話の淡々としたやりとりに長年の愛を感じたり、悲しんだり。その中に、ひとつひとつの食材が人間関係の繋がりを作る鍵になる。

家族の勝手でしょ!写真274枚で見る食卓の喜劇

岩村 暢子

ちゃぶ台があったらひっくり返してしまいたい写真がある。でも現実を写す写真の数々に唖然としながら、認めなければならない環境もあったりする。幸せとは一体なんぞや。食卓は何処へいくのか問われる一冊。

日本の朝ごはん (新潮文庫)

向笠 千恵子

本屋さんでこの梅干の表紙を見て唾液が出てきて、なんとなく購入したら全国各地の美味しそうな朝ごはんが続々と紹介されていた(写真は少なめ)。過剰にならない程度の栄養や朝食の効果の解説もまた味なとこ。

ちゃぶ台をひっくり返す前にオススメ

食卓で思い浮かぶことといえば、ごはんの出てくる瞬間を今か今かと待ち構える長い時間と、おいしいおいしいと言ってもくもくと食べる時間、食後のフルーツを食べてホッとしている時間です。

もちろん会話を交えたり、テレビに茶々を入れたり、クイズで遊んでみたり。食卓を囲んで団欒を過ごすことが料理の最後のスパイスになるんですね。コンビニ弁当でも共有し味わうことで手料理に匹敵するスパイス(少し物足りないとは思うけど)かもしれません。

最後に取り上げた食卓の問題は無視できぬことで、食への関心が薄れてきているということ。追われる時間を少しでもゆっくりゆったりできたら、こころ落ち着かせる薬にもなるのではないでしょうか。

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閲覧回数:3096回、公開:2011/05/23

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書いた人 : くいしんぼうさん

堅苦しいことは、仕事だけにして、ゆるく、やわらかくいきましょ。本屋さんも、図書館も、息苦しかったら楽しく本を選べません、読めません。のほほんのほほほほほん。

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