巣ごもり中におすすめ!ファンタジー小説

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モモ

ミヒャエル・エンデ/作

コロナ渦で自由に外に出ることが難しくなった今、モモのお話が再び注目されています。時間泥棒から奪われた時間を取り戻すために奮闘するモモ。人にとって何が大切なのかを考えさせられます。

はてしない物語

ミヒャエル・エンデ/作

「モモ」でエンデの作品に興味を持った人はこちらも。昔は「本当に果てしないな」という感想だったのですが(笑)ここまで物語世界にどっぷり引き込ませる作品はやはりすごい。時間があるときにゆっくり。

星の王子さま オリジナル版

サン=テグジュペリ‖作

「大切なものは目に見えない」というセリフも今読み返すと気持ちが変わっているかも。人によってそれは時間だったり、人との絆かもしれません。翻訳の方によって、少し違う部分もあるので読み比べも楽しいかも。

ハリー・ポッターと賢者の石

J.K.ローリング/作

ファンタジーと言えばハリーポッター。どんなにすごい魔法をつかえても、命は一度失ったら戻らないという強いメッセージも感じます。最近ファンタビの映画がハリポタと重なってる箇所があり楽しいです。

空色勾玉

荻原規子/著

和製ファンタジーといえば勾玉シリーズ。「空色勾玉」「白鳥異伝」「薄紅天女」の三部作です。日本神話が題材になっていますが、恋愛小説的な展開もあるので読みやすいです。巫女の狭也と、稚羽矢の冒険物語。

鹿の王 上 ‐‐生き残った者‐‐

上橋菜穂子/著

荻原規子さんの作品でこちらも紹介。しかもテーマが「感染症」という。預言書ですかね。医学的なことも取り込んでいて、すごい。勾玉シリーズよりは難しい題材ですが、今だからこそおすすめ。

月の影影の海 上

小野/不由美‖著

昨年18年ぶりに新刊が!まだ続いてたんかい!という驚きと共に人気健在ぶりにもびっくり。出版からすると1冊目は「魔性の子」ですが、だいぶホラー。苦手な方は2巻「月の影 影の海」からでも大丈夫です。

死神の精度

伊坂幸太郎/著

主人公が死神という伊坂幸太郎ワールドがすごい作品。もちろんのこと読みやすく何かおしゃれ。7日間で対象者の死を見定めなきゃいけない死神。なぜか死神に親近感が湧いてくる不思議体験。シリーズあります。

1Q84 (イチキュウハチヨン) BOOK1前編 (4月-6月)

村上春樹/著

ある日1984年という現実から1Q84年という想像の世界へと迷い込むというお話。もう読んでて分からん!と思いつつ(笑)文章が読んでいて心地よいので読み進めてしまう。そして読み返してしまう作品。

巣ごもり中のファンタジー好きにオススメ

ザ・ファンタジーなものから、これもファンタジー?なものまで、
なかなか線引きが難しいジャンルですが、おすすめしたいなというものをあげました。

なかなか外に出るのも大変な時期ですが、
映画などでは鬼滅の刃や銀魂、えんとつ町のプペルなど、
アニメやファンタジーはこういった時こそ健在なんだなと感じます。

「モモ」や「星の王子さま」は読みやすさもあり、
コロナ渦の授業などでも使われはじめているようです。

そういえば少し前に「風の谷のナウシカ」が、
近代的であるのにマスクをしている点や、
小さな集落で離れて暮らしている点などが今と通ずると話題に。

ファンタジーの普遍的なテーマは、今の時代にも必要なのかもしれません。

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閲覧回数:1489回、公開:2021/01/19

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書いた人 : サルサさん

町の図書館と学校図書館あわせて10年ほどの元図書館員。
現在は学校図書館で少々お手伝い中。。。

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