「月」にかかわる小説6冊

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月の満ち欠け

「わたしは月のように死んで生まれ変わる」。ある女性の生まれ変わりの物語ですが、個人的には「愛」というより「執着」に思えました。後半部分に明らかになることにこそ「純愛」があると思いますが、どうでしょう?

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君は月夜に光り輝く

月の光を浴びると青く光る「発光病」という不治の病にかかっている少女。死ぬ前にやりたかったことを、彼女の代わりに行う「ぼく」。死について人一倍考えてきた「ぼく」の決意に、心が揺さぶられます!

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みかづき

昭和から平成にかけ塾業界に情熱をささげた三世代の物語です。最後に語られる「みかづき」の意味が素敵。かなり長編ですが、一気に読めちゃう面白さ。。そして、孫世代の一郎君の話が、わたしはとても好きでした。

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流浪の月

犯罪の被害者と加害者というレッテルをはられた二人が、15年後に再開するー。他人からどう言われ、思われようが、本人がよければそれでよい。流浪の月のように生きる二人の幸せを願わずにいられない小説です。

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満月珈琲店の星詠み

満月のときだけ現れる不思議な喫茶店。そこに訪れる客は、幻想的なスイーツを楽しみつつ、猫のマスターの星詠みで悩みを解決していきます。ホロスコープなどは興味がない私もお話としてとても楽しめました!

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紙の月

勤務先の銀行から多額の横領をした女性の心理状態がリアル過ぎて思わず共感してしまう作品です。紙の月、とは、ニセモノの象徴。ニセモノの世界、本物の世界とは?深く考えさせられます。

小説の中の「月」に興味のある人ににオススメ

月をテーマにしたり、タイトルに月が入っている小説って、結構たくさんありますよね。

その中から、私が個人的に面白かった、おすすめの6冊を選んでみました。

小説によって、月の描かれ方、その象徴するものはさまざまです。

わたしのイチオシは、森絵都さんの『みかづき』です。

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閲覧回数:3721回、公開:2022/11/09

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書いた人 : masaco0729さん

中学校図書室にいます。
ミステリー、ライトノベル、歴史小説、恋愛小説などなど、わりと幅広く読みます。

インスタでもおすすめ本紹介してます🎵
https://www.instagram.com/masaco0729

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