私がいないクリスマス
クリスマスに手術を受けることになった独身の育子。病室で思い出すのは、クリスマスにいつも不在だった父親のこと…。あちこちにユーモアをはさみながら、家族を想う気持ちに思わず涙する小説。読後感もよかった!
星の民のクリスマス
歴史小説家の父は、四歳の娘のためクリスマス小説を書く。六年後、娘がその世界へと入り込んでしまい、父親は追いかけるが…。ファンタージーらしくない文体と世界観。ミヒャエル・エンデっぽくもあり楽しめます!
キャロリング
子供服を扱う会社、エンゼルメーカーは和気あいあいとした職場で、学童保育も手掛けていた。が、クリスマスに倒産が決まるのだが…。元恋人、親子、上司と部下など、それぞれの関係に心が温まる物語です。
クリスマスを探偵と
あるクリスマスイブ。探偵のカールは、浮気調査として男を尾行している途中、公園で見知らぬ男にクリスマスの嫌な思い出を語ることになるが…。あの伊坂幸太郎が高校生のときに書いたストーリー。楽しめます。
聖夜
家が教会である鳴海一哉は、高校オルガン部の部長で非凡な才能を持つ。が、<間違いを犯さない>父と、幼い頃自分を捨てたオルガニストの母に反発して鬱屈としていた。少年の葛藤をオルガンの調べにのせて描きます。
クリスマスをより楽しみたい人にオススメ
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閲覧回数:871回、公開:2022/12/25