(改定)地球の鼓動に揺さぶられる日本列島を知る本

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地震・プレート・陸と海―地学入門 (岩波ジュニア新書 (92))

深尾 良夫

本書で、日本列島には地震が起きて当たり前だと知りました。自分の一生で大地震に遭わなくて済んだなら、ただ、まぐれだっただけです。だから、私たちはまず何よりも地震に備えるべきだと知ったことはショックでした

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日本列島の生い立ちを読む (新装ワイド版 自然景観の読み方)

斎藤 靖二

プレートテクトニクスぐらいは知っていましたが、ここ30年間の地学の進展には完全に無知だった私。それでも本書はなんとか理解できるように書かれていました。いまとなっては古い図書ですが、基本図書と言えます。

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地球の内部で何が起こっているのか? (光文社新書)

平 朝彦

本書も読みやすく書かれていました。既にこの分野の本を読んでいましたので、理解は容易でした。もし、地学をとったことも、聞きかじりの知識もないなら、左の2冊を先に読んだ方がいいかも。

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動く大地を読む (自然景観の読み方 2)

松田 時彦

もう20年も昔の出版でしたが、この岩波「自然景観を読む」のシリーズ(計11巻・予定は12冊だったが1冊が未刊)は、短大卒か教養課程修了程度なら十分楽に読めるはずです。日本列島に生きる人の、必須知識です

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雲と風を読む (新装ワイド版 自然景観の読み方)

中村 和郎

将来別のレシピで紹介したいと思いますが、ひとまずここに。地学の一分野としての気象現象も、日本人には必須の知識でしょう。もちろん短歌・俳句のための歳時記的知識のことじゃないですよ。

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地球がわかる50話 (岩波ジュニア新書)

島村 英紀

本レシピトップの「地震・プレート・陸と海」の補足編のような本です。内容的にも重複しますので、もっといろいろな本を読むならパスしてもいいと思います。

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地震考古学―遺跡が語る地震の歴史 (中公新書)

寒川 旭

中公新書です。近年急速に進捗・展開中の地震遺跡を発掘する話しです。過去の津波の凄まじさが、湿原中の砂層として、平野の隅の段丘に、残されていたりします。それら証拠をこそ、良く読み取らねばなりません。

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地震と噴火の日本史 (岩波新書 新赤版 (798))

伊藤 和明

災害史の入門書としては読みやすく、おすすめ本です。

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地震予知を考える (岩波新書)

茂木 清夫

本書では庶民的意味での「地震予知」が嘘ともホントとも書いてはありません。でも読んで分かるのは、その方向への取り組みの「限界」です。それが本書の「結論」であり、もっとも誠実な「地震予知」の実相と言えます

地学をとらなかった日本人すべてにオススメ

 2011年3月11日の大地震・大津波に際して、若干改定しました。地震予知については「一般人の知りたい形の“予知”を言うものはすべてインチキ」と断定します。これが最も正しい科学的立場です。正しく科学的知識を身に付けたなら「一連の地球の地殻運動」としての一連の流れを理解できるようになるでしょう。そうすれば「予知」にこだわる必要は無くなります。もっと現実的で科学的な対応方法を考えはじめる事になるでしょう。
 私は、約10年前頃、上記の本たちに出会って、日本列島がどうやってできているかを知り、大地震も気象災害も「日常の出来事」なのだと知りました。この地上、特に日本列島には「安全・安心」は全然存在しないのです。災害に遭わずに済んでいるなら、それは「まぐれか間違い」です。不十分でも、心がけと装備があれば、「危険・不安」の中で生きることの助けになるでしょう。少なくとも自分がいま生きているのがまぐれか間違いと知っていることにもなると言えるでしょう。
 毎年気象災害で多数の人命が失われます。大地震が起きるたびに、社会的に何の備えもしていないことが報道されます。どうしてでしょうか?。やはり、基本的な学習をしていないのです。全く何の知識もなかったら、どんなに専門家に脅かされても、本気にしたりしません。
 どうせ災害にあったなら「ハイそれまでよ!」と覚悟を決めて、調子のいい間にひたすら銭儲けに走るのも、それはそれで一つの見識というものです。しかし、そう割り切れない中途半端な私みたいな人には、やはりそれにふさわしい中途半端さで心がけと装備が必要です。その、心がけを作る手助けが上記の本たちです。

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閲覧回数:1767回、公開:2010/08/09

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書いた人 : いつだってハ長調さん

みんなに迷惑かけました。一言おわびを言わせて下さい。私が馬鹿でした「ごめんなさい」。生まれつきのADHDだと最近分かりました。老親の介護に明け暮れていますがさすがにきつい。私自身の余命も見えてきました。本のカバー付けはこちらhttp://www.youtube.com/watch?v=fkJjWL600S4

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