児童文学の傑作 アストリッド・リンドグレーン

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やかまし村の子どもたち (リンドグレーン作品集 (4))

リンドグレーン

スウェーデンの田舎生活を描いた作品。これを読むと子供の頃の遊びがわっと思い出されるでしょう。秘密基地。誕生日。友達と嘘をつきあったこと。クリスマス。宮崎駿に「この世の楽園」と言わしめた世界です。

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長くつ下のピッピ――世界一つよい女の子 (リンドグレーン作品集)

リンドグレーン

リンドグレーンの作品で恐らく最も有名な作品。力持ちでお金持ちな女の子。馬だって片手で持ち上げちゃうし、町の子供達にお菓子を山と買ってあげちゃう。でも実は難破した船乗りのお父さんの帰りを待ってるんです。

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さすらいの孤児ラスムス (リンドグレーン作品集 (11))

リンドグレーン

ラスムスはある日、孤児院を抜け出してオスカルと出会い、一緒に旅を始めます。二人の絆が深まった頃に、お金持ちの夫婦にラスムスは引き取られることになりますが…。ラストがとてもやさしいお話。

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名探偵カッレくん (リンドグレーン作品集)

リンドグレーン

探偵に憧れるカッレは、ある日怪しいおじさんを見つけて後を追います。ハラハラドキドキ、ドタバタ痛快、一気に読めます。シリーズ3作品ともひと夏の話なので、スウェーデンの夏休みを存分に味わうことができます。

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カイサとおばあちゃん (リンドグレーン作品集 23)

アストリッド・リンドグレーン

リンドグレーン作品集は2007年まで20年新刊が出ていませんでしたが、これは復活第2弾で初版は2008年。未読の方も多いのでは?短編集です。表題作はおばあちゃんの代わりに店を出した女の子のお話。

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ロッタちゃんのひっこし (世界のどうわ傑作選 (1))

アストリッド=リンドグレーン

もうこの表紙絵が最高ですね。わがまま放題のロッタちゃんは、ある日(汚い)バムセというブタのぬいぐるみを連れてひっこしをすることに。それを温かく見守り好きなようにさせる大人たち、素敵です。

子供のころ大切にしていたことを思い出したい人にオススメ

恐らく、どの公共図書館にも一冊は必ずある、アストリッド・リンドグレーン作品集。
リンドグレーンのお話は、何といっても主要な登場人物である子供たちが最大の魅力です。
子供たちは決していつもいい子ではありません。喧嘩はするし、いたずらするし、約束は守らないし、嘘つくし。
でも読み進めるうちに、大人から見れば些細なことだけれど子供の頃に自分が大切に思っていたことをふと思い出してしまう。そんなリアルな描写はさすがです。
そして、子供をありのままで受け入れ、肯定してくれる、素敵な作品ばかりです。
また、スウェーデンの自然と田舎風景にきっと憧れてしまうと思います。特に夏の描写は、北国の迎えた短い夏の喜びを存分に伝えていて、どの作品も素晴らしいです。

ちなみにこのレシピは、世田谷文学館にて2011/6/26まで開催中の「世界中で愛されるリンドグレーンの絵本」を知り、喜び勇んで作りました。ゴールデンウイークに、天気の良い週末に、ぜひ一緒にリンドグレーン作品にふれあいに行きましょう♪(cokemonoは世田谷文学館の関係者ではありません)
http://www.city.setagaya.tokyo.jp/040/d00020960.html

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閲覧回数:2906回、公開:2011/04/27

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書いた人 : cokemonoさん

物としての「本」が好きです。
手に持てる本には、デジタルとはまた別の愛着があります。
PCの中に入れるために本を切り刻むのは、ちょっと私にはできないかなぁ・・・。

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