両手にトカレフ = Tokarevs In Both Hands
生きづらさを抱える14歳の少女ミア。図書館で出会った1冊の本が、彼女のどうしようもない現実にちいさな光を灯す。「世界」は変えられると気づいたミアのように、本が、図書館が、いつか誰かの力となることを願う
吉野北高校図書委員会
楽しく、意欲的に活動している図書委員たちの恋と友情に悩む姿が不器用で、甘酸っぱくて、愛おしい。学校図書館を通り過ぎた&通過中のすべての人に。図書館に来る人は優しい。
れんげ野原のまんなかで
野原のまんなかにある図書館で、次から次へと起こるちょっとした事件。解明していく司書たち。まるで探偵?!「図書館あるある」の話も、さりげなく描かれているので、読んでいて面白い!!
絶望図書館
絶望図書館―書名にひかれて読み始めれば、思いがけない作品に出会える。作者の意図とは関係なく自分を重ねて感動したり、勝手に救われて慰められたり、時には期待を裏切られることも。アンソロジーの妙を堪能して。
ウィンダム図書館の奇妙な事件
主人公は大学の学寮付き保健師〈カレッジ・ナース〉。学生との交流に、穏やかで誠実な彼女の人柄がうかがえます。派手さはないけれど、懐かしさを感じるちょっと昔のイギリスが舞台の、上品な雰囲気が漂うミステリ。
10代の人たちにオススメ
「つかさ食堂」は、和歌山県内の高校・大学図書館司書の有志メンバーが「この本おもしろいで!」を10代の人たちに伝えるフリーペーパーです。7冊の紹介本と、本や読書に関するコラムを掲載しています。フリーペーパーは、県内の公共図書館や書店に設置していただいています。11人の人が「いいね!」を押しています。
閲覧回数:565回、公開:2024/07/06