「ひらく」というキーワードで本好きが持ち寄った本です

はてしない物語 (エンデの傑作ファンタジー)

ミヒャエル・エンデ

本を開けばそこに物語の世界が。 「これは別の物語、いつかまた別の時にはなすことにことにしよう」と何回も繰り返されます。まだたくさんのお話がこの本の中に埋め込まれていますい。開いてファンタージエンへ！

蒐集物語 (中公文庫)

柳 宗悦

民芸についての啓蒙の書。「啓」はひらく、「蒙」はくらいの意。 「蒐集はものへの情愛である」とする英知をもった著者による心を晴々と開かれるようなエッセイ集。

天游―蘭学の架け橋となった男 (くもんの児童文学)

中川 なをみ

蘭学という学問の道を切り拓く。 緒方洪庵を育てた中天游の物語。児童文学ですが、大人にもおすすめ。

グーテンベルクの時代―印刷術が変えた世界

ジョン マン

世界を変えた印刷技術を開発したグーテンベルグ。「グーテンベルク聖書」。この人類の至宝を生み出した技術者の謎の生涯。

いかで忘れん―久子と松陰

松原 誠

国を開くといえば吉田松陰。 吉田松陰と高須久子獄中での恋の小説。

深海の使者 (文春文庫)

吉村 昭

戦史小説を開いた作家である吉村昭の本ということで。

南極のペンギン

高倉 健

目を見開くような本です、と紹介された本。「ぼくの名前は　高倉 健」で始まる内容は、健さんの人柄そのもの。大切にしたくなる本。

246 (新潮文庫)

沢木 耕太郎

自分独特のノンフィクションの世界をひらいた沢木耕太郎。日記エッセイでありメイキング・オブ深夜特急のような本。