梯子・階段の文化史
のぼるってことで、階段、梯子。なかなか深いです。天と地をつなぐシンボルとしての梯子。外せるキザハシ系の日本に対して基壇系のヨーロッパの神殿、ピラミッド。神聖な階段は奇数段とか前半の文化史部分は超おすすめ。
怪僧ラスプーチン (中公文庫)
出世の階段を駆けのぼる。 怪僧と呼ばれるラスプーチンだか本書は史実に基づきラスプーチンをやや擁護派。自分を殺すのが農民ならロシアは安泰だが貴族なら皇帝家も貴族もは終わるという予言が怖い。
道化師の恋 (河出文庫文芸コレクション)
「目白4部作」善彦のデビュー小説「道化師の恋」を巡る物語。 まあ、青年が作家デビューということで「のぼる」。 金井美恵子の文体には好き嫌いがあるようでした。
たまには面白いテーマの本を読んでみたい人にオススメ
葛飾区中央図書館で2ヵ月に一度の開催で、本を紹介しあうキーワード読書会も26回目。37人の人が「いいね!」を押しています。
閲覧回数:2010回、公開:2014/07/30