1 ことばの冒険 (脳でわかるサイエンスシリーズ)
小さいお子さんにも読み聞かせのできる本ではありますが、言語学を学ばれた方はご存知のチョムスキーの生成文法を題材にしている本ですので、大きなお子さんと考えながら読むのにもおススメです。
脳でわかるサイエンス2 こころの冒険
こちらは心を題材にしている本ではありますが、ことばの意味の認識などにもつながる内容です。「ことばの冒険」で言葉の木について考えた後で併せて読むのにおススメします。
これから勉強するいろいろな分野をちょっと覗いてみたい高学年の小学生にオススメ
「言語学」って人類が使用する言語の本質や構造を科学的に研究する学問なのですが、パッと目立つ分野ではありませんので、意外と何をやっているのかわからない、という印象もあるのではないでしょうか。また小学校などで言葉を扱う「国語」とはまた違うアプローチのものです。このレシピは「脳科学」のアプローチで書かれたものですが、生成文法を扱っていたりして言語学の紹介にかなり近く、子供にも学問イメージを抱いてもらいやすいものです。このレシピで読み聞かせをした後、言語学がどんなところに応用されているか、なんて説明を大人が付け加えてあげると、ちょっとした分野研究になりますね。13人の人が「いいね!」を押しています。
閲覧回数:1087回、公開:2013/11/01