セカイを科学せよ!
中二のミハイルは「国際的なルーツ」で目立たないように注意しているというのに!転校生の山口・アビゲイル・葉奈ときたら、蟲オタクであることを憚らずのびのびしていて、ハラハラするったらないのだ。
境界のポラリス
高一のヨシダケイコには、もう一つ中国語の名前がある。でもそれは絶対に秘密だ。バレたら面倒なことになるって知ってるから。でも「川口夜間自主中学」で日本語を学ぶ子どもたちに出会って少しずつ変わっていく。
「国際的なルーツ」ってなんだろうと思ったひとににオススメ
世界は、狭くなったというけれど、人と人の距離は近くなったのかな?見た目が違うからって、言葉が通じないからって、遠ざけたり避けたりしていることってあるんじゃないかな?『ぼくはイエローでホワイトでちょっぴりブルー』でも言ってたけれど、めんどくさくても知る努力をしなくては、分かり合えないのだ。でも、逆に言えば、努力すれば分かり合えるってことだ。だって、同じ種類の生き物なんだもの。ということで、3冊選んでみました。17人の人が「いいね!」を押しています。
閲覧回数:552回、公開:2022/02/02