あの戦争は何だったのか―大人のための歴史教科書 (新潮新書)
実は日本の近現代史を知らない おじさん・おばさん世代。 学校で習いませんでしたからね。 あの戦争を引き起こした“真の黒幕”とは誰だったのか、なぜ無謀な戦いを続けざるをえなかったのかについて教えてくれます。
ラサリーリョ・デ・トルメスの生涯 (岩波文庫)
ヨーロッパにピカレスク小説を流行させた本。 少年ラーサロが様々な悪辣の主人たちに使えて味わう人生の辛酸。16世紀当時のスペインのお話。一人称の語り口調で読みやすい。紹介されてとても読んでみたくなった一冊。
おとなが育つ条件――発達心理学から考える (岩波新書)
この読書会のため、そもそも大人とは何かを知るために探した本。 日本の社会のジェンダー、高齢化などを発達心理学の知見から解析。難しい話が分かりやすく展開。生き方に悩む人にもお勧めか。
足みじかおじさんの旅―やなせたかしのおとなのメルヘン
やなせたかしさんによる大人のためのショートメルヘン。 無名でカッコよくない足みじかおじさんはぼくらが悩む時、ひそやかに悩みを解決してくれる。 そんなお話。
完本 酔郷譚 (河出文庫)
倉橋由美子の桂子さんシリーズ最後の連作短編集。 主人公の慧君があの世とこの世を往還し、夢幻の世界で歓を尽くす。魔酒の向こうに不思議な世界が官能的に交叉する大人のための幽玄譚。
自分は大人だと思っているおじさん、おばさんにオススメ
「おとな」になること、「おとな」であること、「おとな」のための、いろいろな切り口で集まった本。31人の人が「いいね!」を押しています。
閲覧回数:2071回、公開:2013/09/26