近現代日本の食をめぐる本

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ファッションフード、あります。: はやりの食べ物クロニクル1970-2010

畑中 三応子

紀伊國屋書店PR誌「scripta」連載時から楽しみに読んでいた読み物がまとまりました。戦後の情報消費としての食をたどります。 2018.3.ちくま文庫に入りました。

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昭和の洋食 平成のカフェ飯: 家庭料理の80年

阿古 真理

小津映画、テレビドラマから最近のコミックまで、家庭料理はどう描かれてきたのか、政治や経済、産業をも腹圧に反映する家庭料理の変遷から日本人の生活を読み解きます。 2017.2.ちくま文庫に入りました。

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戦下のレシピ―太平洋戦争下の食を知る (岩波アクティブ新書)

斎藤 美奈子

配給食材の工夫レシピから防空壕での携帯食まで,戦下の婦人雑誌の料理記事から、当時の食卓や暮らしぶりに迫ります。

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ファミリーレストラン 「外食」の近現代史 (光文社新書)

今 柊二

ファミレス以前の外食の歴史からファミレスの誕生・変遷がコンパクトにまとまっていて、図版、食べ歩きの記録もあり気楽に読めます。

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ロッパの悲食記 (ちくま文庫)

古川 緑波

戦前戦中の人気コメディアンがつづった戦中戦後の食日記。窮乏生活を綴りつつ、昭和初期のよき時代がしばしば回顧されるので、食欲と好奇心を刺激されます。

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小林カツ代と栗原はるみ 料理研究家とその時代 (新潮新書)

阿古 真理

明治以来脈々と登場してきた人気料理研究家を軸にして、日本の近現代の家庭料理や女性に求められるもの、女性が必要とした料理サポートといったものの変遷を知ることができる好著。

食に興味がある人にオススメ

家庭料理、外食、はやりものなど、食や食卓を柱にして、日本の社会や家族のうつりかわりを分析したおもしろい本が立て続けに出ているので、読んだ本、気になる本をまとめてみました。近現代を舞台とした小説を読んだり書いたりする上でもなにかと参考になる情報だと思います。

<追記>
レシピを公開して2年近くたちますが、その間に出ておもしろく読んだ阿古真理さんの新書『小林カツ代と栗原はるみ』を追加しました。

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閲覧回数:1705回、公開:2013/03/26

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書いた人 : のりすさん

こどもの本が大好き。
絵本・児童書は幼いころ出会ったロングセラーから、こどもたちとともに出会った新刊まで。
大人の本は、文庫・新書中心に出版社PR誌も愛読。
最近はようやくまた図書館に通う時間ができました。

Twitter : sakomakoharu - 作者につぶやく

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