魔女の宅急便 (福音館文庫 物語)
角野栄子(1935〜)映画にもなった「魔女の宅急便」でおなじみ。その後の成長も描く原作は全6巻、オソノさんの子ども時代を描いたスピンオフ作品もあり。楽しい幼年童話多数。2016推薦、2018年受賞。
精霊の守り人 (偕成社ワンダーランド)
上橋菜穂子(1962〜)「精霊の守り人」にはじまる守り人シリーズの英訳が今回、2014年の受賞につながったようです。文化人類学者の顔も持ち、ほかに「獣の奏者」「鹿の王」など。
それいけズッコケ三人組 (ポプラ社文庫―ズッコケ文庫)
那須正幹(1942〜2021)なんといっても「ズッコケ三人組」シリーズが有名ですが、他にもたくさんの作品を世に出し続けました。2012年推薦。
ことばあそびうた (日本傑作絵本シリーズ)
谷川俊太郎(1931〜)瀬川康男と組んだ『ことばあそびうた』、元永定正との『もこもこもこ』、長新太との『わたし』、和田誠との『あな』などさまざまなアーティストとの仕事あり。2008、2010年推薦。
どうぶつたち
まど・みちお(1909〜2013)皇后陛下が英訳をてがけた『どうぶつたち』『ふしぎなポケット』で、1990,1992年と推薦され、3回目の1994年に国際アンデルセン賞を受賞しました。
モモちゃんとアカネちゃんの本(1)ちいさいモモちゃん (児童文学創作シリーズ―モモちゃんとアカネちゃんのほん)
松谷みよ子(1926〜2015)『ちいさいモモちゃん』シリーズのほか昔話や赤ちゃん絵本など多くの著書があります。1978,1980,1982,1984,1986年まで5回連続推薦。
大造じいさんとガン―椋鳩十名作選 (椋鳩十名作選 1)
椋鳩十(1905〜1987)『マヤの一生』『片耳の大鹿』『大造じいさんとガン』など動物を描いた作品が読み継がれています。1974年に推薦。
日本発の子どもの本をもっと知りたい人にオススメ
国際児童図書評議会 (IBBY) によって隔年で授与される国際アンデルセン賞、16人の人が「いいね!」を押しています。
閲覧回数:2641回、公開:2022/01/03