のび太とジョブズとイノベーション

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「のび太」という生きかた―頑張らない。無理しない。

横山 泰行

まず驚かされるのが、著者の経歴。なんと、1942年生まれの東大大学院卒の大学名誉教授。こんな華麗な経歴の人がのび太が、夢を失わず、前向きでくよくよしない生き方の素晴らしさを真剣に論じています。

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スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション―人生・仕事・世界を変える7つの法則

カーマイン・ガロ

『イノベーション』この言葉は、ジョブズのためにあった言葉ではなかろうか?ジョブズがどのようにしてイノベーションを起こしてきたのかを他のイノベータも合わせて紹介することにより解き明かしている。

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マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則

P・F. ドラッカー

『基本と原則』これ抜きには、何も生み出すことは出来ないだろう。顧客がだれか、マネージングとは何かを的確に教えてくれる。何年たっても色あせない、イノベターを目指す人に必見の一冊。

世の中を変えたいと思っている人にオススメ

このレシピのサブテーマは、『日本にはのび太が足りない』です。

『世の中を変えたい』そんな風に思う人を応援したい、日々そんな活動をしています。そんなある時大手メーカーの人が私にこうつぶやきました。「ドラエモンのポケットから出てくるような、そんなアイデアが欲しいんすよね。」んーなるほどと思う反面、日本の製品はドラエモンのポケットから出てくるものみたいになんでも出来るすばらしいものが多い。でも、ドラエモンのポケットから出てくるのは、のび太の夢をかなえるものじゃないかって?
時を同じくして、ジョブズがこの世を去った。世界中が深い悲しみに包まれると同時に多くのベンチャー経営者達がその存在の大きさを語りだした。いてもたってもいられなくなり、書店で購入したのが、この本です。ジョブズがいかにしてイノベーションを生み出したのか?それを知るにつれ、ある人物を思い起こしました。そうのび太です。ジョブズは、自分が作り出す商品は自分が欲しくてたまらないもので、それは、みんなが欲しがるものである。そのような考え方をしていたようです。それは、しばしば顧客自身が勘違いする本当に欲しいのは、商品ではなく自分の思いを実現させることなのではないでしょうか?のび太もジョブズも忠実に自分が一番やりたいことを実現させようとしているのです。
イノベーションを起こすには、まずのび太のように、純粋に夢を追い続ける心を持つこと、そしてあきらめずに努力し続けることではないでしょうか?
で最後の一冊は、のび太やジョブズが持っているスタンスの根底にあるものは何か?それで、何を実現するのかを理論的にやさしく解説しています。
日本には、ドラエモンはたくさんいます。だからこそ言いたいのです。
『いでよのび太!日本を、世界を変えるのは君だ!』と。

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閲覧回数:2399回、公開:2011/11/26

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書いた人 : isao7531さん

企業支援と起業支援のプロを目指し鋭意活動中。本は経済小説と日本の歴史本が好き。最近のお気に入りの作家は、飯嶋和一とか真山仁です。司馬遼太郎とか牛島信も好きです。

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