Yoshiyuki Furumaiさんの書評 2023/03/23
戦国時代の武将になる山中鹿之介。地元の方の有名な人物であり昔は教科書にも載っていたらしいですが知りませんでした。 図書館で本を漁っていたらこの本で手が止まってしまいました。どの本も読む気がせず、山中鹿之介もそれほど...でしたが、まずまずな気がします。 敵将と組み合いになり切岸から転落、将監の首を討ち取ったが明智光秀に「なぜこんな若気の動きをされるのか」と云われる、頭が打ち取られでもしたらどうなるのかと考えたら軽率な行動ともとれますが、どうしたものか。 評価出来ないでしょう。また、戦闘意欲旺盛で三度の飯よりもとも書いているかたもおられるとか、500年ぐらい前の方なのでどうにもわからないことが多い人物のようです。 この本は著者の藤岡大拙さんの心意気というものが感じられるような気がするのが1番で、その心意気を引き出したのが山中鹿之介なら知っていても良い人物だろうなと思いました。 主将でも前線で戦いたいと思っている人と前線には絶対行かない人もいると思うので軽率な行動だと取られても行ってもよい行為なのではないかと思ったりもします。軽率な行動は後々響くので結局は部下を守ることにはならないが出ないと部下はついてはこない。難しいところですが、戦国時代も組織がたくさんあったという結論に達しました。 なんのこっちゃ。
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