頭蓋骨を緩める、といってもマッサージや整体ではない。 指先をごく軽くあてて皮膚とその下の筋膜をゆっくり動かすことで、頭蓋骨をはじめ首、腰などの骨格のゆがみを矯正するという方法である。 クラニオセイクラルセラピーといって、20世紀初頭に考案されたかなり古くからある方法のようだ。 砂の上に敷いたラップを、下の砂が動かないようにゆっくり動かすくらいの圧で行う、というから、これまでのどの方法にもなかったような超フェザータッチ。 実際にやってみると、もちろん「キク~」という感じにはならないが、フェザータッチは自分でやっても心地はいい。 筋膜の拘縮が実際にリリースされたかどうかは確認のしようがないが、少なくとも皮膚を軽く撫でることで交感神経を鎮めて緊張がゆるむ、ということはありそうだ。 花粉症に即効性があるらしいので、そのときに試してみたい。