さんのコメント2024/12/12

さびれた温泉街の高校生たちののどかな青春物語。いや、それほどのどかでもないか。縄文土器盗難事件やら、消息不明のろくでなし親父の出没やら、よく考えれば波乱含みの展開が織り込まれているのだが、それらも含めて、弛緩した情景に見せてしまうのが、実は餅湯温泉街の持つ魔力なのかもしれないな。怜の仲間たちがいい味出している。今の彼らはまだ気づいていないだろうけど、おそらく生涯の友達となるだろうな。

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