タイトルから、江戸時代の髪結いのお仕事小説かなと勝手に想像していたのだが、いきなり大番屋での取り調べシーン。 え?髪結いの話じゃなかったの? 話がどんどん捕物帖の方に流れていくぞ!? お照よ、都合よく使われていないか? と思ったら、やはり都合よく使われることになりましたね。 床屋と風呂屋は人の噂が集まるところと言われているので、確かに髪結いの仕事って目付にはうってつけだよね。でも、お照はかなり無鉄砲に突っ走る気性だから、大丈夫なのかいな? なぜかコンビを組むことになった雨吉は、10歳の年のくせに上から目線の口の利き方で、はっきり言ってかわいげがないぞ。