さんの書評2022/09/14

東野圭吾作品、特にガリレオシリーズは映像化作品(映画)を見る前に読むことをお勧め

東野圭吾作品、特にガリレオシリーズは映像化作品(映画)を見る前に読むことをお勧めします。 この秋(2022年9月16日[金])に公開される同名映画の原作。映像化されてしまうとどうしてもキャストに引っ張られてしまうので、映画を観る前に小説を読むことを強くお勧めします。それと、もし「容疑者Xの献身」の読まれてないのであれば、先に読んでおくと話がつながる箇所が一部あります(読んでなくても、問題ありません)。 これから読む、もしくは映画を見る方のために内容は一切書かないつもりですが、ガリレオシリーズを読まれている方には、今までの湯川とは違う一面(容疑者Xの献身は登場人物が大学の同期なので他のガリレオシリーズと違うのが当たり前)が見られます。 アメリカから戻ったことを内海には連絡していて草薙には連絡していない湯川が四年ぶりに再開。そこで草薙から「座礁した捜査」の話を聞いた湯川は、自ら行動に出ます。目的は物語の最後に書いてあるので伏せますが、海外赴任から戻り教授に昇進した湯川に少し変化が見られます。この点は好感がもてました。 今度のガリレオシリーズ(の長編作品)も期待です。

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