うちのレシピ (新潮文庫)
北刻堂さんのコメント 2022/11/03
啓太と真衣のカップルを起点にそれぞれの両親のそれぞれの生き方の物語。語る場面の時間軸は、もっぱら過去や近未来に設定されているのだが、正造さんの章だけ思いっきり未来に飛んでいて意表を突かれた。しかし、「仕事なんだからしょうがない」を言い訳に、約束をすっぽかして反省の態度を示さない美奈子さんの態度は、受け入れがたいものがあるなぁ。その点では最終章での正造さんの言い分に激しく同意。