さんのコメント2025/07/26

現実世界に戻っていたと思っていた「私」が実は、壁の中の街でも引き続き夢読みをつづけていたのか!? 現実世界に戻っていたのは、実は本体の意識を伴った影だったということ? そして、最後は、ぶつ切りに途切れるような終わり方。え? これで終わりなの? 謎を謎のまま残しておくというのは、これまでの村上作品でもあったことではあるが・・・。ひょっとして、「私」が30年近く引きずってきた「16歳の少女」への想いに対してようやく決別できたということなのか? う~む

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