何度も文章で称賛される美しく才能がありついでに武道や軍事にも秀でた女性が古い価値観の人物達に煩わされながら大活躍と苦手要素の大盛りで乗れなかった。そのキャラ付けに大型バイクにノーヘル、理由は肌荒れや化粧崩れって時代が違うとはいえ… カウンセリングを理解しない短絡的でステレオタイプな人たちの言動が催眠のそういった人たちと同じに見えてしまうのもなんだかまどろっこしい。現実問題としてそうなのかもしれないが描写としては既視感が否めない。 優秀で知識のある主人公サイドと理解のない凡夫との乖離は催眠よりさらに大きくなっている気がする。そして今作は出てくる人物がほとんど凡夫でそういうやりとりが多いのもあまり好きではない。 結局美由紀を好きになれなかったんだろうな。最後の大立ち回りも敵が取って大騒ぎになった行動をお前も取るのかと思ってしまったし、オチもなんだかなあ。 広島や長崎で被爆者と向かい合う人間だから自衛隊幹部に良い印象を持ってないという描写も気になった。実際そういう傾向があるのだろうか。
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