さんの書評2023/02/01

読んだ感想

 一夜賢者経や蛇喻經という言葉が出て来ました。ある程度仏教について知っていないと出てこない話になってくると思います。そこまで詳しく解説をされている訳ではありませんでしたが、全体を通しても言えることだろうと思います。  実際にサマディを成した聖者が語られる内容ですが、明確な語り口調で話せれているのがないあまり見受けられないのが残念だなと思いました。  私も実際にサマディを成している訳ではないので、サマディまで到達したもの同士でないとわからない内容なんだと思います。  印象に残ったのは暴力のカルマは繰り返すというもので、やったらやり返すというのが一般的だった中でキリストの教えは画期的だったんだと思いました。実際にこの行為が行えるかというと厳しいものだと思うのですが実際に行えないと相川さんの境地にまでは行けないのでしょう。本当に凄いものだと思います。  自分の境地により本の内容も変わるの本かも知れません。

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