本への愛がより深まった作品でした。 読書家というほど多くの本を読んでいる訳ではありませんが、小学生の頃から本が好きでした。 最近は仕事で精神的に追われていて本をじっくり最後まで楽しむ事が出来ずにいました。 この作品を読んで、街の本屋さんが減っている現実や出版業界が厳しいと言われているのを改めて寂しく感じました。 読んでいて"ミュゲ書房"のお店の空気のようなものを感じられました。居心地の良さそうな店内、木の香りやコーヒーの香り、窓から差し込む光など。。。 もっと沢山の人に本に触れる楽しさやワクワクを知ってもらいたい。 "ミュゲ書房"のような人が集まる素敵な本屋さんを自分もやってみたいな…と感じました。