ほんとうに二つとない人生。 「知の巨人」梅棹忠夫さんは2010に。戦前も戦後も流行に流されなかった人。 「行為に先行するのは妄想。妄想にかたちを与えると計画になる。そして実現可能な計画が生まれ、連続するものとして行為がある」 改めてその知の片鱗に触れてあやかりたいと思う。 あらためて、梅棹忠夫さんの本を読みたくなる。著作集が解説付きで複数本がまとまっていたので、そちらをぜひ。 飯島愛の「プラトニックセックス」にはそのような背景が! よく知っている人知らない人、この人の歌知ってる?と家族に聴きながら読み進めるのも楽しい。 著作さまがおっしゃるとおり、これはむき出しの現代史。 人生が数ページに凝縮されて、その時代が浮き彫りにされていく。