中学１年生国語『少年の日の思い出』の発展にどうですか！

車輪の下 (新潮文庫)

ヘッセ

『少年の日の思い出』はヘッセの作品ですので，１冊はヘッセの本を紹介するのが筋だよね，ということで，ヘッセの代表作『車輪の下』。

一ふさのぶどう (偕成社文庫 2039)

有島 武郎

日本版『少年の日の思い出』と考え，入れました。主人公は外国の絵具の美しさにひかれ，友人の絵具を盗んでしまう。盗みが露見し消沈する主人公を受け止めてくれたのは若い教師だった。

飛ぶ教室 (岩波少年文庫)

エーリヒ ケストナー

寄宿生活という意味では，『車輪の下』と通じるところがありますが，こちらは愉快な学校生活。少年たちの涙あり笑いありの学校生活が描かれている。

ホビットの冒険〈上〉 (岩波少年文庫)

J.R.R. トールキン

教科書の「みちしるべ」の欄に，本を読もうという部分があり，『指輪物語』が載っている。『指輪物語』もいいけど，「指輪を盗んでしまう」というビルボの行動からこちらを推薦。

ホビットの冒険〈下〉 (岩波少年文庫)

J.R.R. トールキン

ハードカバー版もいいですが，サイズも手ごろで持ち運びしやすいので少年文庫版を推薦。