鹿よおれの兄弟よ (世界傑作絵本シリーズ)
詩のような、リズムのいいことばと、奥行きのある美しい絵。シベリアの猟師が、自分が狩る鹿へ語りかけます。鹿は糧であるとともに、彼らの生活、命を支える兄弟なのです。
目指せ!「狩りガール」にオススメ
猟師と呼ばれる人は減っていますが、狩猟に興味を持つ女性が増えたそうです。狩るのはもちろん草食男子!…ではなく、野生動物です。生きるには日々の糧が必要です。都会ではすべてがお金で手に入れられますが、動物にしても植物にしても、生きているものをいただいて命をつないでいるのです。「私たちを生かすいのちを狩る」狩猟について、その本質を表現している!と感じた本3冊をご案内します。10月ごろから狩猟が解禁になります。ジビエを食べる機会もあると思います。その一皿をいただきつつ、命をいただくことに思いを馳せていただければ幸いです。35人の人が「いいね!」を押しています。
閲覧回数:3189回、公開:2013/09/19