大道芸・寄席芸 (日本の伝統芸能)
ポプラディアはこども向けの総合百科事典。「伝統芸能」として載るようになったことは、一つの事実として受け止める。p.162-163 見開き1ページでまとめる。
ねぎぼうずのあさたろう〈その1〉とうげのまちぶせ (日本傑作絵本シリーズ)
シリーズ第一作。うだうだ言うより、まず読んだほうが分かりが早い、かも。ブックモバイル(移動図書館車)に載ってた。市川市。
実録 浪曲史
1999年刊。元NHK演芸D神沢健二氏が退職後「月刊浪曲」に連載したものの単行本。既存文献に対し補完的に書かれているきらいはあるが、それでも基礎文献として役立つ。浪曲放送史は類書無。質量共に圧する。
〈声〉の国民国家 浪花節が創る日本近代 (講談社学術文庫)
維新以来の日本で国民意識を涵養したのは雲右衛門を代表とする浪花節だった、という論をデロレン祭文など前進芸能から研究していた兵藤が書き上げた本。充実した文献リスト。2009年刊。
定本日本浪曲史
演芸に生きた作家、正岡容が浪花節を研究した成果を書き溜めていた。それを死後出版。2009年に門下の大西中心に復刻・加除。浪曲師別に文学的な筆致で魅力を語るのが中心。後の研究進展は反映されず、真空パック
浪花節に興味のある人にオススメ
アマゾンにリンクしてますので、購入ももちろん可能です。近作中心なので、最新の研究成果が割に反映されてます。「浪曲は虎造とか雲右衛門じゃないの?」という人はその2http://calil.jp/recipe/6183708629401600へ。15人の人が「いいね!」を押しています。
閲覧回数:1461回、公開:2014/09/05