目次
第一章 浪曲師、誕生前
武春、誕生/父親/母も、浪曲師/小学校/海宝弘之との出会い/ブルーグラスとの出会い/寿ブラザーズ/演劇に挫折/浪曲との出会い/何を言っているのかわからない/浪曲師
第二章 浪曲師、国本武春
浪曲の稽古/初舞台は「浪曲名人会」/東家みさ子師匠/木馬亭出演/後見という仕事
第三章 あこがれの浪曲師
四代天中軒雲月/初代東家浦太郎/松平国十郎/浪花家辰造/三代目玉川勝太郎/二代目篠田實/五月一朗/初代京山幸枝若/初代真山一郎/国友忠/二代目玉川福太郎
女流の先生方 天津羽衣/二代春野百合子
武春の相三味線 岩崎節子/沢村豊子
第四章 武春、はばたく
お前、大変なところに入ったな/うたざいもん/うなって語って錦糸町/三味線ロック登場/エレキ三味線/移籍、そして海外公演へ/42歳の留学生/三味線ブルーグラス/帰国後、病気、そして……
第五章 浪曲、寺子屋
<図解>浪曲の舞台構造あれこれ/2分でわかる浪曲史/浪曲演題あれこれ/教えて、武春センセ!浪曲クエスチョン
第六章 特別付録CD「武春の声が聞けます」指南書
浪曲って、けっこうイケてる~!!
節の種類
きっかけから道中付け ~「大石山鹿護送」より~/憂い節(愁嘆)~「瞼の母」より~/セメ~「赤垣源蔵徳利の別れ」より~/浮かれ節~「紺屋高尾」より~/バラシ~「英国密航」より~
名人たちの名調子
●関西節 「佐渡情話」 寿々木米若/「唄入り観音経」 三門博/「山内一豊の妻」 初代天中軒雲月
●関東節 「壺坂霊験記」 浪花亭綾太郎/「清水次郎長伝」 二代目広沢虎造/「天保水滸伝」 二代目玉川勝太郎
浪曲かけ声教室 「瞼の母」をお手本に