スープがおいしそうなお話

おなべおなべ にえたかな? (こどものとも傑作集)

こいで やすこ

寒くなる季節というより春のスープですが、おなべの歌うとおりに作っていくスープのおいしそうなこと、お味見し過ぎちゃう気持ちもわかります。

きこりとおおかみ (こどものとも傑作集)

山口 智子

「すかんぽのスープ」でおおかみ退治。食べるシーンは最後だけなのですが、こどもごころに印象に残るスープです。

3びきのくま (世界傑作絵本シリーズ―ロシアの絵本)

トルストイ

くまの家にはいりこんだ女の子がこぐまのおわんのスープをすっかり飲んでしまったのだから、きっとおいしかったのだろうと思います。

モモちゃんとアカネちゃん (講談社文庫)

松谷 みよ子

コメントでいただいた「おいしいもののくまさん」が登場するエピソードがはいっています。童話では、モモちゃんとアカネちゃんがおかゆをごちそうになったり、新しい家でシチューを作って待っててくれたりします。

それからはスープのことばかり考えて暮らした (中公文庫)

吉田 篤弘

手作りサンドイッチ屋さんとおいしいスープづくりのお話。ていねいに作る尊さ、ともにあじわう喜び、おいしい記憶の魔法など、スープを味わうようにじんわり心にしみるお話。

あなたのために―いのちを支えるスープ

辰巳 芳子

離乳から最期のときまで、いのちを支えるスープの集大成。この本のレシピを実践するのはかんたんではないけれど、料理に向かう姿勢のヒントとして、哲学書、読み物として教えられることが多い本です。