絵本で涼をとる（海編）

スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし

レオ・レオニ

「教科書で知ってる」なんていわずにあらためて絵本のページを開いてみれば、さまざまな海の景色がすずやかです。

10このちいさなおもちゃのあひる

エリック カール

船で遠い国に運ばれるはずのおもちゃのあひるたち、嵐にあって一箱10このあひるが海に落ち、ひろい海に散っていき、さまざまな海の生き物にであいます。美しいポスターのような絵本。

オーシャンワールド

ピーター シス

水族館で育ったくじらの女の子が海に帰されます。ともだちにであえるでしょうか・・・くじらの巨体さえちっぽけに見えるひろいひろい海のさまざまな場面、のびのびした気持ちになれます。絶版なので図書館でぜひ。

ぐりとぐらのかいすいよく (こどものとも傑作集―ぐりとぐらの絵本)

なかがわ りえこ

ぐりとぐらが砂浜で遊んでいると、海から手紙の入ったボトルが流れてきて･･･真珠灯台での一働きに泳ぎの練習、青い波の中を元気に活躍するぐりとぐらの姿がかわいいです。

ペンギンきょうだい ふねのたび

工藤 ノリコ

ちいさなペンギン三兄弟が船に乗って旅します。途中の休憩ではダイビングを楽しんだり、すてきなハンバーガーランチに舌鼓を打ったり、リゾート気分満載のすてきな旅です。こんなツアーがほんとにあったらなぁ。

うみの100かいだてのいえ

いわい としお

楽しい100階建てシリーズ第3弾。海の底へ底へと沈んでいく途中でいろいろな海の生き物たちに出会います。最後の場面も爽快でたのしい作品です。

だじゃれすいぞくかん

中川 ひろたか

おまけの一冊。 水や魚を見て涼しくなるのか、 それともいわゆるおやじギャグでさむくなるのか・・・。