呪いを解く者
呪いを解く力のある少年ケルン(15歳)とケルンに呪いを解いてもらった少女ネトル(15歳)が呪いを解きながら冒険を続ける。なぜ呪うことになったのかという事情も人それぞれで、おもしろい。
希望のひとしずく
トンプキン井戸には願いをかなえてくれるという言い伝えがある。偶然、他人の願い事を聞いてしまった中学3年生の3人組。一見なんの関連性もなさそうなモノたちとたくさんの登場人物の行動が最後につながる。
中学生高校生にオススメ
私は、文学からいろんなことを教えてもらった。特に海外文学では、いろんな国があって様々な困難な状況下で生きている人々を知った。そして、人生は一筋縄ではいかないことも、文学から知った。挫折し怒り、絶望し、それでも前を向いて生きていこうとする人々、特に、それがまだ10代の少年少女だとしたら、わたしは心を奮わせながら読んでしまう。11人の人が「いいね!」を押しています。
閲覧回数:601回、公開:2024/05/24