絵本でお月見

14ひきのおつきみ (14ひきのシリーズ)

木の上にお月見台を作って、秋の実りをおそなえして満月ののぼってくるのを待つねずみたち。日本のおつきみの風習がそぼくな形で再現されていて、大きな月が登ってくるシーンは圧巻です。

おつきさまこんばんは―くつくつあるけのほん4 (福音館 あかちゃんの絵本)

あかちゃんから楽しめるシンプルなおつきみ。家の屋根の向こうにあがってきた大きなまんまる満月にこんばんは。表情豊かなおつきさまに釘付けです。

まんげつダンス! (世界傑作絵本シリーズ・アメリカの絵本)

満月の晩は常とは違う気分になってしまうものなのか、こちらは外国の満月の晩。とぼけたおかあさんたちのハメの外しっぷりがゆかい。

パパ、お月さまとって!

少女の頼みでお父さんが長い梯子を持ってお月さまをとりにいくファンタジー。でもせっかく手に入れてきたお月さまは？

おつきさま こっちむいて (幼児絵本 ふしぎなたねシリーズ)

新月から満月まで、さまざまな時間、場面でおつきさまをみあげます。おつきさまの姿への感想や疑問を話しかける主人公といっしょになって、月となかよしになれそうです。

やまこえ のこえ かわこえて(こどものとも絵本)

秋祭りの準備で夜中にふもとのまちまでおつかいにいくきつねのきっこちゃんを終始満月が空から見守っています。そんなおつきさまの表情の変化を追うのも楽しいお話。

はずかしがりやのおつきさん (こどものとも700号記念コレクション20)

夜中に一人、つきあかりをたよりにおばあさんに手紙を書く馬のロシナンテ、ところが他のみんなが明るい月をながめ始めてしまったのでおつきさんが雲の後ろに隠れてしまい…青の濃淡だけで描かれたしずかな世界。

おやすみなさいコッコさん (幼児絵本シリーズ)

みんな寝静まってしまっても「ねむらないもん」とがんばる小さな子に、おつきさまが空からやさしく語りかける絵本。ほーら、少しずつ眠くなってきた。

しばわんこの和のこころ

物語絵本ではありませんが、「月の光を浴びながら」の項目で、十五夜や十三夜の風習や月の異名などについてコンパクトにまとまっています。