<国際アンデルセン賞>画家部門に日本から推薦された画家リスト

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クマと少年

あべ,弘士,1948-

あべ弘士(1948〜)動物園の飼育員を経て、絵本作家に。「あらしのよるに」シリーズの挿絵が知られていますが、さまざまな動物をあつかった作品あり。2026年推薦。

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こどもたちは まっている

荒井良二(1956-)挿絵に、絵本作品に、音楽に幅広く活躍するニューウェーブの立役者のひとり。2022年、2024年推薦。

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かとりせんこう

田島征三(1940-)昔話の世界や動物の姿を力強くダイナミックに描き出す。「ちからたろう」「しばてん」「とべバッタ」など。2018、2020年に推薦。

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タンゲくん (日本傑作絵本シリーズ)

片山健(1940〜)創作絵本から挿絵まで、大胆だけれど詩情あふれる絵が魅力です。「コッコさん」シリーズはかわいい。2014、2016年に推薦。

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だるまちゃんとてんぐちゃん(こどものとも絵本)

かこさとし(1926〜2018)「だるまちゃん」シリーズや科学絵本などたくさんの作品がおなじみ。「からすのパンやさん」や「どろぼうがっこう」の続編も最近出て話題に。2012年に推薦。

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こんとあき (日本傑作絵本シリーズ)

林明子(1945〜)こどもの日常の姿を描かせたら右に出るものはない。写実的でいてあたたかみがあり物語を感じさせる世界。2008、2010年の二回推薦。

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ごろごろにゃーん (こどものとも傑作集)

長新太(1927〜2005)「おしゃべりなたまごやき」「キャベツくん」シリーズはじめ、子どもたちが大好きなナンセンスな笑いにあふれた作品をたくさん残しました。1998、2000年の2回推薦。

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ふしぎなえ (日本傑作絵本シリーズ)

安野光雅(1926〜2020)すみずみまで遊びや工夫にみちていて字はないけれど何度でも飽きず眺めていられる絵本の世界を確立。「旅の絵本」シリーズもおなじみ。1982年推薦、2回目の1984年に受賞。

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だいくとおにろく(こどものとも絵本)

赤羽末吉(1910〜1990)日本のさまざまな昔話や「スーホの白い馬」の挿絵が有名ですが、実は「おへそがえるごん」という楽しい創作作品も注目。1978年推薦、2回目1980年に日本人初の受賞者に。

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ふしぎなたけのこ(こどものとも絵本)

瀬川康男(1932〜2010)日本の昔話と相性のよい挿絵です。松谷みよ子と組んだ赤ちゃん絵本で、みんながはじめてであう絵本画家のひとりとも言えます。1974、1986〜1996年まで7回推薦。

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かさ (ジョイフルえほん傑作集 10)

太田大八(1918〜2016)創作絵本から児童文学の装画まで、子どもの本の世界に多くの作品を送り出しており、それと気付かずであっているはず。1970、2002、2004、2006年推薦。

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たなばた (こどものとも傑作集)

初山滋(1897〜1973)繊細で幻想的な挿絵です。アンデルセン童話集の挿絵も印象に残るものです。1968年、日本からはじめて推薦された画家。

日本発の子どもの本をもっと知りたい人にオススメ

国際児童図書評議会 (IBBY) によって隔年で授与される国際アンデルセン賞、
児童文学界のノーベル賞とも言われるこの賞の作家賞に、今年、上橋菜穂子さんがえらばれました。

画家賞のほうでは日本からこれまでに赤羽末吉さんと安野光雅さんが受賞していますが、
ほぼ毎回のようにIBBYの日本支部(JBBY)から作家部門・画家部門の両方に候補者を推薦しており、
そこにどんな画家が選ばれているのかも知っておいていいことだと思います。
何回にもわたって推薦されてもなかなか受賞には至らないものですが、
それでも世界にもっと知られてほしい日本の宝であることには変わりありません。
ここには代表作を並べましたが、著者名で検索してぜひいろいろな作品をみてもらいたい作家ばかりです。
また、この先このなかから新たな受賞者がでるかどうか、
これからさらにどんな画家が選ばれていくのかも楽しみです。

*2018年の推薦者の情報を追加しました(2018.2.6)
*2020年の推薦者の情報を追加しました(2019.10.9)

*2022年と2024年のノミネート情報を追加しました(2024.2.22)
*2026年のノミネート情報を追加しました(2024.10.31)

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閲覧回数:3176回、公開:2014/04/14

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書いた人 : のりすさん

こどもの本が大好き。
絵本・児童書は幼いころ出会ったロングセラーから、こどもたちとともに出会った新刊まで。
大人の本は、文庫・新書中心に出版社PR誌も愛読。
最近はようやくまた図書館に通う時間ができました。

Twitter : sakomakoharu - 作者につぶやく

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