ピエタ (ポプラ文庫 日本文学)
第9回本屋大賞で三浦しをん「舟を編む」が大賞の時の第3位でした。舞台は18世紀のヴェネツィア。大島さんらしく淡々と描かれるヴィヴァルディと教え子の話ですが、さすが本屋大賞3位!あざやかなラストです。
ゼラニウムの庭
プロローグより・・・「あっという間に月日は経ってしまう。その怖ろしさをわたしは充分にわかっているつもりだったのに。」 大島さんの静かな語り口は、まるで読者自身の独り言のような錯覚に陥ります。
大御所作家の作品に飽きた方にオススメ
多治見市図書館笠原分館では2015年4月より文芸誌「きらら」が仲間入りしました。人気作家、躍進中の新進作家の作品が気軽に読める文芸誌です。本屋さんでは買えない定期購読誌で、岐阜県内で所蔵している図書館もわずかです。17人の人が「いいね!」を押しています。
閲覧回数:1517回、公開:2016/05/08