一冊読んだらやめられなくなる本~夏の夜長に(FMPiPiゴルサン7/30放送)

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精霊の守り人 (偕成社ワンダーランド)

上橋 菜穂子

短槍使いの女主人公バルサの数奇な運命を軸に隣り合う数か国にわたる壮大な物語。テレビドラマ、ラジオドラマ、アニメ、漫画にもなっている。著者はアンデルセン賞受賞者。守り人シリーズは全10巻と短編集。

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ハリー・ポッターシリーズ全巻セット

J. K. ローリング

映画化もされた世界中で愛される物語。闇の広がる魔法国はどうなるのか?立ち向かうハリー達の運命は?手に汗握るハラハラドキドキと魔法国のユニークな設定が楽しい。欧米各国の文学賞を多数受賞。続編も出ている。

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ゲド戦記(6点6冊セット) (岩波少年文庫)

アーシュラ・K. ル=グウィン

原題は「Earthsea」(アースシー)、物語の舞台の多島海世界の名称。英語圏におけるファンタジー作品の古典であり、魔法使いを養成する学院を中心に展開する物語はハリーポッターなどの後続に影響を与えた。

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新版 指輪物語 全7巻

瀬田 貞二

原題は「The Lord of the Rings」。「ホビットの冒険」の続編。『中つ国』という世界をマップであらわす手法や魔法使いが出てくるストーリーは後のファンタジー作品に多大な影響を与えている。

上橋菜穂子「守り人」文庫版完結セット(10冊セット) (新潮文庫)
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上橋菜穂子「守り人」文庫版完結セット(10冊セット) (新潮文庫)

上橋 菜穂子

オマケです。上記トップの守り人シリーズの文庫本セット。

夏の夜長にゆっくり読書をしたい人にオススメ

多治見のラジオ局FMPiPi(76.3MHz)の「ゴールデンサンデー」(毎週日曜10~12時)
「うふふブック」(第2・4週)コーナーでは放送と同時進行で関連書籍をご紹介しています。今回は第5週目の番外編。

【2017年7月30日(日)放送】∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
暑い夏の夜、中々眠れない時に読み始めたら止まらなくなる本は、暑さを忘れる最高の方法。
ご紹介しているのは、Kuniが正に読み始めたら最後まで読み終えるまで、他のことが全然手につかなくなってしまった本です。シリーズなので、1冊読み終わるともう、すぐ次を広げたくなります。待てない!
たまたまではありますが、著者は女性上位。

守り人シリーズは、アボリジニーの研究をした文化人類学者でもある著者が30代の女性を主人公にした作品。東洋・中央アジアを思わせる設定は、日本人にとってはなじみやすいかもしれません。本屋大賞を受賞した「鹿の王」も読み応えがあります。

ハリーポッターシリーズは原書は全7巻ですが、日本語版は4巻以降が2冊ずつになっており、全11巻。それ以外にも物語に出てきた本を再現した関連本や続編も出ています。

ゲド戦記は日本語題で、原題に戦記という記載はありません。ストーリーも面白いですが、「影との戦い」(A Wizard of Earthsea)辺りにも色濃く出てくる、人間の内面に問いかけてくるものが大きいです。

そして、指輪物語はこういう物語の大元ともいえるようなファンタジーの原点。構想に10年前後かかっているとか。物語の舞台となる国や種族を作り出し、地図を描き、魔法使いが出てきたリ、ネーミングの名手でもあるトールキンの隅々まで息のかかった世界が展開されています。

もしかするとこういう物語の一番の原点は、神話なのかもしれない、と思えてきますが、これらの本は子供だけでなく大人も十分楽しめるものです。長い夏休みに読むのはぴったりです。

ゴールデンサンデーのブログでの紹介ページはこちらです。
http://ameblo.jp/goldensunday/entry-12295774155.html

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FMPiPiホームページ http://www.fmpipi.co.jp/(←放送はインターネットでここから聴くことができます)
ゴールデンサンデーブログ http://ameblo.jp/goldensunday/ (番組の内容はこちらで)

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閲覧回数:1256回、公開:2017/07/29

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