Getting the Money: How to Succeed in Fundraising for Public and Nonprofit Libraries
図書館だって自前で資金調達しなければ、サービスを維持できない時代なのだ。それにしても、公共図書館ではない非営利図書館というのがあるのか。
Creating Your Library Brand: Communicating Your Relevance and Value to Your Patrons
洋書の登録ができるようになったので早速! 「図書館ブランディング」について取り組む入門書。もうちょっとカラー画像がたくさんあるといいなぁ…って、思いましたがこの本を手がかりにブランド化してみませんか。
未来をつくる図書館―ニューヨークからの報告― (岩波新書)
ニューヨーク公共図書館の姿を、利用者の立場からレポートした貴重な一冊。多くの図書館員が読んでいるはずなのだが、10年前のニューヨーク公共図書館にすら…追いつけない。挑発してくるのだ…NYPLが。
図書館・博物館・文書館の連携 (図書館情報学のフロンティア10)
まだよくわからないけど,図書館・博物館・文書館… 日本ならそれに加えて、公民館と資料館。これらの連携が生まれたら…図書館はちょっと魅惑かも。
ブックビジネス2.0 ― ウェブ時代の新しい本の生態系
本というコンセプトは無くなることはないが、その形態には変遷がある。粘土板、木簡、羊の皮…パピルス…そして紙に印刷し製本したカタチから、次は電子へ。図書館もまた本を扱い続けるがこの先の変化は楽しみだ。
松岡正剛の書棚―松丸本舗の挑戦
図書館の本は、NDC(日本十進分類法)によって並べられているけれど、たぶん「挑発する図書館」はもっと自由に並べられているかもしれない。図書館の排架ひとつとっても、まだまだ可能性があるのだ。
触発する図書館―空間が創造力を育てる
図書館建築というハードウェアが持つ…いわば「アフォーダンス」が図書館を決定づけてしまうのかもしれません。建築から考える図書館へのアプローチ。いいなぁ、こういうの。
電子書籍と出版─デジタル/ネットワーク化するメディア
いよいよ始まった「電子書籍」の時代と出版の有り様の変化。誰もが出版できる時代という反面、まだまだ生まれたての電子書籍。どんな可能性があるのかは、正直未知数なのです。
インフォメーション・パワーが教育を変える!―学校図書館の再生から始まる学校改革
学校図書館は、すでにメディアセンターへと変貌しはじめ、学校司書はメディア・スペシャリストとして活躍する…そんな未来を感じさせてくれる本です。これはフィクションではなく米国の学校図書館の実像なのです。
ビーイング・デジタル - ビットの時代 新装版
図書館は、もっともっと「デジタル」にコミットしなければならない。…と、僕は「触発」していきたいね。出版は古いけど全然古くない本。著者は、MITメディアラボ所長のニコラス・ネグロポンテ
それは「情報」ではない。―無情報爆発時代を生き抜くためのコミュニケーション・デザイン
これからの図書館が「本」という物体に固執するのではなく、情報・知識・物語…といった「中身=コンテンツ」に目をむけるならば、その仕組みが変わっていく。情報の組織化手法だってもっと過激に自由になる。
インタープリテーション入門―自然解説技術ハンドブック
インタープリテーションは、通訳と訳す場合と自然解説員と訳す場合とがある。自然からの言葉を通訳する者を自然解説員とするなら、図書館の本と人とをつなぐ図書館員にもこれは必要不可欠なのです。
ハンズ・オンとこれからの博物館―インタラクティブ系博物館・科学館に学ぶ理念と経営
博物館の展示および来館者と展示との関わり方のトレンド「ハンズ・オン」。社会教育施設である博物館での取り組みを、図書館にも取り入れてみると…すごく「挑発的」になること間違いナシ!
インプロゲーム―身体表現の即興ワークショップ
いかに本番に強い図書館員になるか。「挑発」する図書館には、「挑発する図書館員」が不可欠なのです。即興(インプロ)を身につけた図書館員は…すごいぞーそれって!
図書及び図書館史 (JLA図書館情報学テキストシリーズ (12))
図書館においても、明治維新と戦後という大きな二つの転換期があった。その中で誰が何を考え、何が選ばれ何が選ばれなかったのか…その積み重ねが図書館の今日的状況であるなら…知らなければなるまい。
新版 図書館の発見 (NHKブックス)
良い悪いの判断は、歴史家にまかせるとしても、この国の図書館のあり方に巨大な影響を与えたのは事実。知らずに批判することはできない。知ればまた「なのに何でこうなってしまったか」を考えるキッカケにもなる。
次の時代の図書館を創る人にオススメ
電子書籍/電子雑誌/電子新聞…すでに電子化された音楽や映像なども含めて、[ひとつのデジタル]に集約されようとしている。電子時代の図書館の貸出は? そもそも本というカタチは? 図書館が提供するものの移り変わりは…いままさに、図書館はその存在意義すらも問われる時代になりはじめた。図書館の未来を考えるには、まずこうした「メディアの変化」と「コンテンツの有り様」を捉える必要がある。図書館はこれからあなたの脳に直接的に挑発する場所に…変貌するかもしれない!302人の人が「いいね!」を押しています。
閲覧回数:12148回、公開:2010/07/11