リアルな奥さま小説

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逆襲、にっぽんの明るい奥さま

夏石 鈴子

コドモ、ダンナ、シュウトメ・・・・奥さまたちの心の底でドロドロと煮えたぎるマグマ。 その見えざるマグマと噴火の瞬間を描いた秀作。 著者は『新解さんの謎』の編集担当だった夏石鈴子さん。

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これでよろしくて?

川上 弘美

もし、あたなが奥さまなら首の筋肉を鍛えてから読んでください。「うんうん・わかる」と最低でも500回は肯いてしまうからです。「微に入り細を穿つ」奥さま小説。著者は芥川賞選考委員もつとめる川上弘美さん。

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妻の超然

絲山 秋子

三作が収められた作品集。ダンナに浮気されながらも「超然」としている専業主婦を描く表題作は、なんともユーモラスで す。 著者は『沖で待つ』で芥川賞を受賞した絲山秋子さん。

奥さま 既婚者 オッサンにオススメ

私の大好物は角田光代、、真梨幸子、桐野夏生の三氏です。
このお三方はどこに出しても恥ずかしくないドロドロ系作家で、作品に登場する「奥さま」もスゲェ~ぶっ飛んでます。
ただ、私の周りには、「お受験」がきっかけで派閥を作る奥さま(『森に眠る魚』)もいなければ、少女マンガにハマっ
て抜け出せない奥さま(『更年期少女』)もいません。 職場でも「どうやらあのパートさんたち死体処理のバイトをし
ているらしいぜ」(『OUT』)などという噂も聞きません。

そんな、「過激奥さまキャラ」が全盛の中にあって、日常の生活をリアルに描いた作品はかえって新鮮です。
そのなかでも比較的ユーモラスなもの、読み終わると少しだけ肩の力が抜ける作品を3つチョイスしました。

私自身は既婚のオッサンですが、いろいろ勉強させていただいた三冊だということもつけくわえておきます。
「いや、いや、うちの奥さまは何も考えてないから・・・」というご同輩。 現実から目を背けてはいけませんぜ!

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閲覧回数:1645回、公開:2012/02/23

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書いた人 : きたあかり @ 913.6さん

最近、20年ぶりに図書館を利用しています。 
この間納付した地方税をすべて取り返す勢いで読みまくる所存です。 (笑)

https://bookmeter.com/users/3103

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