短歌について深く知るN冊

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短歌の友人 (河出文庫)

穂村 弘

若者の作り出す、下手な歌、短歌とはいえないといわれてきた歌に意味を与え、現代において歌を詠むことの困難さをとらえた画期的な著作。「ケータイ短歌」から入ってきた人はこの本がおすすめです。

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風景と実感 (塔21世紀叢書―青磁社評論シリーズ)

吉川宏志

短歌では風景描写によって実感を持たせるような歌が重要だとされている。では、その「実感」とは何か、なぜ風景と結びつけて語られるのか、実感という言葉の成立史を交えて短歌の本質に迫っていく評論集。

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歌よみに与ふる書 (岩波文庫)

正岡 子規

近代短歌の写生の精神を説いた古典。近代短歌を知るために読んでほしい1冊です。また著者の正岡子規の軽妙かつケンカ腰の文体も面白いです。

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短詩型文学論

岡井 隆

短歌を母音の並びに着目して分析した歌論書です。

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王朝百首 (講談社文芸文庫)

塚本 邦雄

戦後の短歌史を支えた塚本邦雄が編んだ「もうひとつの百人一首」

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清唱千首―白雉・朱鳥より安土・桃山にいたる千年の歌から選りすぐった絶唱千首 冨山房百科文庫 (35)

塚本 邦雄

戦後の短歌史を支えた塚本邦雄が編んだ「あったはずの勅撰和歌集」

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黒衣の短歌史 - 中井英夫全集 第10巻 (創元ライブラリ)

中井 英夫

戦後にデビューした著名な歌人として、寺山修司・塚本邦雄・岡井隆などがいますが、実はこの3人は中井英夫という短歌誌の編集者によって見いだされています。本書はその影の功労者からみた戦後短歌史です。

短歌が好きな人にオススメ

短歌というと古文で習ったきりよく知らない人が多いと思います。最近は百人一首が興味をもたれるようになってきましたが、その先の奥深い世界を知るための本を幾つかセレクトしてみました。一読すると少し難しい本かもしれませんが、一度はまると短歌の世界にのめり込めます。

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閲覧回数:2293回、公開:2011/12/20

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