短歌の友人 (河出文庫)
若者の作り出す、下手な歌、短歌とはいえないといわれてきた歌に意味を与え、現代において歌を詠むことの困難さをとらえた画期的な著作。「ケータイ短歌」から入ってきた人はこの本がおすすめです。
風景と実感 (塔21世紀叢書―青磁社評論シリーズ)
短歌では風景描写によって実感を持たせるような歌が重要だとされている。では、その「実感」とは何か、なぜ風景と結びつけて語られるのか、実感という言葉の成立史を交えて短歌の本質に迫っていく評論集。
短歌が好きな人にオススメ
短歌というと古文で習ったきりよく知らない人が多いと思います。最近は百人一首が興味をもたれるようになってきましたが、その先の奥深い世界を知るための本を幾つかセレクトしてみました。一読すると少し難しい本かもしれませんが、一度はまると短歌の世界にのめり込めます。81人の人が「いいね!」を押しています。
閲覧回数:2316回、公開:2011/12/20