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ボーナスポイント
写真ポイント 30pt x 15
初体験ポイント 5pt x 2
高校の頃によく手にしていたトリイ・ヘイデン、久しぶりに読みました。 今回のお話がこれまでと少し違うのが、しゃべらないおばあさんを相手にしているところです。 子どもではないのでトリイ自信も戸惑っている様子が伝わってきました。 どうしてしゃべらない(しゃべれない)のか、どうしたらしゃべれるようになるか、心を開いてくれるか。。 試行錯誤をする上で、セッションを含めて自分の言動を客観的に見て、そうすることで新しい発見がある。 結果だけ見るとトリイは素晴らしい魔法を使っているかのように見えることもありますが、実際はそこにたどりつく課程でたくさん悩むし、本来感情的になってはいけない場面でうまく感情を制御できないこともある。人間的な部分に共感します。 最後に子どもたちがトリイのことを好きになるのは、やはり子どもたちに対等な人間として接することで、本当の意味での信頼を勝ち得ているのだと思います。現実の話なので必ずしもハッピーエンドになるわけではないですが、それでも前向きな気持ちにしてくれる本でした。
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認知症のお母さんと、ピカピカ頭になった息子のお話。 ほのぼのした空気で、読んでいてほんわかした気持ちになります。 と同時に、若い頃は飲んだくれていた父が穏やかになっていく様と、年老いていく母に、寂しさも感じます。