朝の連ドラ「スカーレット」のモデルとなった神山清子さんと賢一さんの物語です。 テレビではあまり描かれなかった闘病生活がこれにより知る事ができますが、もちろんこれでもかなりオブラートに包まれた表現ではあるかと思います。 実際の闘病生活は、もちろんこれ以上の苦しさがあったのではと思います。 自分の息子を看取るということはとても厳しいことは想像に難くありません。しかも仕事でも自分の後釜になりそうな優秀な人材であったのであろう事を知る事ができました。 この本はおそらく子ども向けを想定していて、漢字にルビがふられています。読みやすい本でした。