さんの書評2019/12/02

江戸時代にタイムスリップしてみたい。

5巻目。なかなか進展しないお妙さんと忠次郎にもやっと進展が!?もどかしい。早く次巻でないでしょうか。さて、お料理は巻を進むごとに腕が上がっています。蕪と山芋の粥、塩鰯、蕗の葉の佃煮、分葱の酢味噌和え、筍尽くし(豆腐と筍のうま煮、木の芽味噌の三種和え、丸汁、筍羮、目張と筍の煮付け、筍ご飯、)、独活の醤油漬け、蕪の海老そぼろあんかけ、小松菜のすり流し、蓴菜の茶碗蒸し、蓬餅、醤油と鰹節の焼きおにぎり、隠元の胡麻和え、白瓜の浅漬け、白瓜の冷汁、蔓紫と小海老のかき揚げ、小茄子の蓼漬け、鰯の煮鱠、雷干しの三杯酢和え、蛸の湯引き、新生姜飯、翡翠茄子、炒り豆の紅生姜揚げ、水晶豆腐のすまし汁、鰻のちらし寿司、南瓜の胡麻味噌和え、人参と京菜の白あえ、かすてら玉子、無花果の田楽、蓮餅の餡掛け、常節のうま煮、高野豆腐の卵とじ、小松菜の浸し物、葉唐辛子の佃煮、秋刀魚のつくね鍋。肴してもご飯としても最高です。只次郎もご隠居衆も旨そうに飲むんです。江戸時代にタイムスリップしてみたい。

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