さんの書評2023/05/131いいね!

たべもの絵本とバトルものとの合わせ技

たべもの絵本とバトルものとの合わせ技 はじめの2ページでおすしが自走するので回るお寿司屋に行くのかと思いきや••• 迫力のある絵 せりふ、というかオノマトペは「すしーん」「しゃり」「すしゃー」「すしし」「すすし」「しゃりーん」「ねったーん」と多くはないがフォントがそれぞれの音量を表現していて、バトルが臨場感をもってくりひろげられる。まきずしダイナソー🦕に追いかけられるシーンは怖いし、その危機が上から降ってくる物体によって「ピザッ」と食いとめられるのもおどろき。そして、凶暴な?ダイナソーが立ち去り、上空の偵察機がそれを見守っている。 いわくありげなストーリーが、いろいろ美味しそうなにぎりずしキャラクターにより展開されるので目が離せない、このスピード感を楽しんだ。 でも、かこさとし先生の作品のように、一個一個のおすしをじっくり見る楽しみ方もあるのかな? おもしろい。たべもの絵本の好きな人に「読んだ?」ってメッセージを送ろう。

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