さんのコメント2021/10/17

そんなに誤診が多いとは!   私の認知症に対するイメージは、わけのわからない言動で周囲を困らせるというもの。だから、予防に努め早期発見し早期に治療を開始しなくては、と思いこんでいた。本書を読み、せん妄はじめ認知症ではない疾患が認知症と誤診されることがままあると知った。また、認知症であるとしてもその患者さんの尊厳を無視した治療や介護で状態を悪化させてしまうことも学んだ。たくさんの誤解と先入観が解けた思いだ。どんな病を得ていようが一人の人として接するという基本的な姿勢がが医療、介護、市井で共有されていないと、歳をとるのが怖い。明日は我が身。

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