さんの書評2017/01/032いいね!

宮部みゆきの未完の名作

あるところに、とても有能な人がいました。 その有能な人は、多くの人々の役に立ちました。 何十年もの月日が経ち、その有能な人は、この世を去りました。 多くの人が、有能な人の死を嘆きました。そして、思いました。 肉体は滅んでも、その類まれなる能力だけでも、失わずに済む方法はないか?と。 私は小説でも、漫画でも、映画でも舞台でも、歌舞伎でも 表現媒体は問わないけれど、我を忘れてのめりこむように、作品の世界観に浸っている時間が好きです。 そんな、日頃の多くの事から開放させてくれて、我を忘れる程のめり込ませてくれる、私がとても好きな作品の1つをご紹介します。 その作品は、宮部みゆきさんの小説「ドリームバスター」です。 漫画版も出ているようですが、私が読んだ事があるのは原作である小説のみ。 このコメントの最初に書いた文章は、ドリームバスターの内容説明、というにはまだまだ説明が足りません。 このコメントでは、あらすじは省かせて頂きます。 「ドリームバスター」の魅力は、緻密なストーリー展開と、様々なバックグラウンドを持ったキャラクター達が、魅力だと思います。 だけども完結巻が、待てども待てども出ない。 調べたら、掲載誌が休刊だそうで。 いつ、最期の巻が出るのか分からないけど 終わってしまわない今を、ポジティブに楽しもうと思います。

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