さんのコメント2019/12/16

初読みです。料理関係の本ではなく、人間と妖怪の共同生活から常識とは?価値観とは?という凝り固まってしまいそうな考えをほぐしてくれるような本です。賄い付きのこのアパートはるり子さんの料理が食べられる。その料理がとても美味しそうです。キラキラさくさくのトンカツ定食、炭火で焼いた太刀魚の塩焼き(小松菜の小鉢、豆腐の味噌汁)、チキンのチョリップ入り彩り弁当、とろっと薄切り肉の湯葉巻き、鯛の身をほぐしたの柳川鍋、夏野菜と魚介類たっぷりに石焼きソバ、鹿肉のそぼろ卵かけご飯、みんなでバーベキュー&るり子さんの小鉢の数々。しっかしした朝食に始まり、心のこもったお弁当、がっつり夕食。どれも旬を大事に、大切に作られているからこそ美味しそうです。住みたいです。しかも、地下にある洞窟温泉とかわくわくします。これから、どんなわくわくに出会えるか楽しみです。

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